宮古に今年初客船 昨年の8倍、109回予定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
平良港に寄港したスーパースターアクエリアス号=28日午後、宮古島市の同港下崎埠頭

 【宮古島】宮古島市の平良港に28日、ことし初のクルーズ船「スーパースターアクエリアス号」(約5万1千トン)が寄港した。宮古島へはこれから10月にかけて、昨年(13回)の8倍に当たる過去最高の109回のクルーズ船寄港が予定されているという。観光関係者によると、宮古島を訪れる観光客数はことし、過去最高の50万人突破が確実視されている。一翼を担ったクルーズ船観光客のさらなる増加で、経済効果の広がりに期待が高まっている。

 船は台湾・基隆から到着し、約1600人が宮古島を訪れた。陸へ降りた人たちの中には台湾の自転車愛好家約80人も見られた。
 同日、船が接岸した平良港下崎埠頭(ふとう)でクルーズ船歓迎セレモニーが開かれ、宮古島市を代表し長濱政治副市長は「宮古島が世界に誇る美しい海を堪能してほしい」とあいさつした。
 アクエリアス号のカール・ニラマーク船長は「伊良部大橋などを渡りたい」と笑顔で答えた。