カヌー環境「安全」 浦添、カーミージー周辺で検証


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カーミージー周辺海域でカヌー環境を実証する参加者ら=3月31日、浦添市(小型無線ヘリで諸見里真利撮影)

 【浦添】本島西海岸で数少ない自然の海浜が残っている浦添市港川のカーミージー周辺で、関係者によるカヌーの実証が3月30、31の両日、行われた。うらそえ里浜ネットワーク実行委員会などが主催し、従来カヌー体験プログラムが行われているカーミージー周辺より南側の海域でもカヌーができないか海域周辺の安全性や環境を確認した。31日は6人が参加した。

 港川自治会の銘苅全郎自治会長は「満潮時でも水深が浅い所で30センチほどで、海域全体としても安心してカヌーが楽しめる場所だ。アーサも手づかみできそうだった。こんな場所は他にはない」と語った。
 一行は西洲までカヌーを進め2時間かけて確認した。
 港川小学校で取り入れているカヌー体験教室の周遊海域の拡大を視野に、今後の体験プログラム内容を検討する。