「まもる君」立ち番復帰 宮古島 事故のけが克服


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立ち番勤務に復帰した警察官型人形「宮古島まもる君」=15日、宮古島市平良下里

 【宮古島】宮古島市平良下里の交差点で、2月に交通事故に巻き込まれ、大けがを負って“入院”し、今月に退院した警察官型人形「宮古島まもる君」(ひとし君)が9日、同交差点の立ち番勤務に復帰した。同日、異動辞令を受けていたもう一体のまもる君(たかや君)と一緒に宮古島署から移送された。たかや君は新任地として伊良部島へ設置された。

 まもる君は全20体おり、市内各地で交通事故防止に向け監視勤務をしている。それぞれに名前がある。同日、宮古島署からの出発時には署員らが敬礼をして見送った。大城辰男署長は「市民の安全のために活躍してほしい」と期待を込めた。