メジロ、子育てに大忙し 10日から愛鳥週間


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦
ひなのふんをくわえ、巣の外に運ぼうとする親鳥(屋嘉部長将撮影)
小さな首を精いっぱい伸ばし餌をねだるひな (屋嘉部長将撮影)

 10日から、野鳥を通して自然保護の大切さを伝える愛鳥週間。16日まで。 沖縄県南風原町の仲宗根聡さん(63)宅では庭のリュウキュウコクタンにメジロが巣を作った。懸命に子育てする様子を6日、カメラが捉えた。

 仲宗根さんによると、ひなは今月3日ごろふ化した。くちばしに餌の虫をくわえた親鳥は周囲を警戒しながら巣に運んでいた。親が巣に帰ってくると、ひなは小さな首を精いっぱい伸ばして餌をねだった。
 仲宗根さんは「30年近く住んでいるがメジロが巣を作るのは初めて。ちゃんと子育てするか心配だったが、しっかりひなの面倒をみている」と感心した。