本マグロ302キロ 久米島で八木さん格闘4時間


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本マグロをヒットさせた和歌山県の八木爵司さん(左)と仲道邦夫船長=10日、兼城港

 【久米島】観光で訪れた釣り客が超大物本マグロをヒット―。和歌山県から久米島町を訪れた八木爵司(たかし)さん(68)が10日、自己新記録となる重さ302キロ、体長2・77メートルの本マグロ(クロマグロ)を釣り上げた。

 八木さんは久米島漁協所属「くに丸」(仲道邦夫船長)の案内で、久米島近海のパヤオで生き餌によるトローリングを同日午前8時半に開始。10分後に強烈な当たりがあり、約4時間の格闘の末に仕留めたという。

 八木さんは「今日は最初から本マグロ狙いだった。きっと一生に一度の経験だと思うから、帰ったらみんなに自慢したい」と満面の笑みを浮かべ喜んだ。
(盛長容子通信員)