経済

天然ガスで自家発電 ロワジール那覇、CO2年間300トン抑制

 ロワジールホテル那覇と沖縄ガスは30日、水溶性天然ガスを活用した「コージェネレーション(熱電併給)システム」を導入すると発表した。沖縄ガスが、ホテル敷地内に出力25キロワットの発電機4基を設置し、ホテルの地下から採取される水溶性天然ガスを使って年間に76万4千キロワット時を発電するほか、廃熱をホテル内のお湯や温泉施設に活用する。


コージェネレーションシステムの導入を発表するロワジール・ホテルズ沖縄の道上浩之常務・総支配人(左から2人目)と沖縄ガスの湧川直明常務(同3人目)ら=30日、ロワジールホテル那覇

 同システムの導入によって、年間に約313トンの二酸化炭素(CO2)排出を抑えることができる。ロワジールホテルではこれまで、水溶性天然ガスを温泉でのみ活用していたが、「コージェネレーションシステム」を導入することで、年間の電力消費量の約1割を自家発電で賄う。
 コージェネレーションシステム導入は経済産業省の「地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業費補助金」を活用。総事業費8500万円のうち補助金が3700万円。
 コージェネレーションシステムは一つの熱源から電気と熱を供給する仕組みで、県内では、ユインチホテル南城でも導入されている。【琉球新報電子版】