柱サボテン高く美しく 並里さん宅、次々開花


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サボテンの花と並里重徳さん、益子さん夫婦=2日、伊江村

 【伊江】伊江村西崎区に住む並里重徳さん(80)の庭では、今年も真っ白いサボテンの花が咲いた。花は直径20センチほどで多い時には300個ほど付けたこともあるという。7月から11月ごろまで咲く。

 妻の益子さん(77)は「午後10時ごろから開花し、午前0時ごろには満開になる。花が開き切る瞬間はパチッというかすかな音が聞こえ、花が揺れる。その瞬間を見たくて、隣近所の友達も集まりお花見会を楽しんでいる」と話す。

 この柱サボテンは30年ほど前、鉢植えを購入し自宅の庭に移した。購入時は3本だったが、現在11本に増えた。50センチほどだった幹も、一番高いのはおよそ13メートルにも成長した。重徳さんは「多くの人に見てもらいたくて夜はライトアップしている」と話した。