イルカの「サン」1歳祝福 もとぶ元気村 園児らと触れ合い


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1歳を迎えたバンドウイルカのサンと触れ合ってお祝いする子どもたち=9月26日、もとぶ元気村

 【本部】本部町浜元のもとぶ元気村で生まれたオスのバンドウイルカ「サン」の1歳を祝う誕生会が9月26日、同所で行われた。ひかり保育学園の2~4歳クラスの子どもたちがバースデーソングを歌ったり、プレゼントの魚をあげたりして祝福。母親の「シュガー」が友達の「パーム」と一緒にジャンプを披露しお礼をした。

 バンドウイルカは繁殖が難しく、サンは職員らの努力で、初めて1歳を迎えることができた。

 同所でイルカとの触れ合い体験などを開催するオキナワ・マリン・リサーチ・センターの小林利充所長は「太陽のように輝いてほしいという思いを込めて『サン(太陽)』と名前を付けた。もっと家族を増やしてあげたい」と語った。

 宮城奈由ちゃん(3)はサンを触って「ザラザラしていた。かわいかった」と話した。小島悠一翔(ゆいと)ちゃん(3)は「エサをあげるのが楽しかった」とはきはき話した。

 7月には妹の「ルナ」も生まれ、別のイルカも来年夏ごろに出産を控えている。

英文へ→Sun the dolphin celebrates his first birthday at Motobu Genki Village, shakes hands with preschoolers