台風18号の通過で県は5日、第2回県災害対策本部会議(議長・翁長雄志知事)を県庁で開き、被害状況を確認した。農林水産業の被害額は約8462万円で、うち久米島町は約5689万円だった。久米島町では午前8時現在、920戸が停電している。
空路は335便、クルーズ船1便が欠航し、3万7444人に影響した。また奥武山総合運動場庭球場の人工芝生の砂が消失した。充填(じゅうてん)費用は30万円。
台風18号は国内に接近した中で最も強い中心気圧905ヘクトパスカルまで発達し、久米島を暴風域に巻き込みながら沖縄地方を通過した。
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