【名護】エッ!ウソでしょう??
名護市の畑でカボチャのツルが、オキナワキノボリトカゲのしっぽに巻き付き、トカゲが逆さにつるされているのが2日、見つかった。
トカゲは全長約25センチで緑色の雄。畑の主は「40年ほど農業をしているが、こんな光景を見るのは初めてだ」とびっくり。
トカゲは逃れようと30分以上も暴れるが、ツルはしっかりと巻き付き逃れられない。畑の主が離した。
植物や昆虫に詳しい専門家も「驚いた。トカゲは変温動物で、気温が低い早朝は活発に動けないので、その時ツルに巻き付かれたのでは」と想像する。
キノボリトカゲは環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定され「絶滅の危機が増大している」とされている。
(幸地光男通信員)