華麗な踊り 勇壮演武 国際通りパレード


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可憐(かれん)な舞で観客を魅了した那覇市国際交流市民の会ホノルル部会のフラ=8日午後4時20分ごろ、那覇市の国際通り

 第46回那覇大綱挽まつり(同実行委員会主催)が8日、開幕した。10日まで。初日は国際通りを会場に市民演芸・民俗伝統芸能パレードが行われ、国内外から51団体2100人が出演した。勇壮な演舞や華麗な踊りを約5万3千人(主催者発表)が楽しんだ。

 パレードは午後2時すぎにスタート。エイサーやラテンダンス、フラ、民踊、獅子舞など多彩な演目で沿道を沸かせた。

 ウチナーンチュ大会に参加するため、米シカゴから家族と共に来沖した那覇市久米出身の節子ウイルソンさん(80)は「大会に向けて広がる歓迎ムードを楽しみたい」と語り、息子のジョージさん(55)は「愛着ある沖縄で見る大綱引きが楽しみだ」と話した。9日は午前11時30分から国際通りで旗頭行列が行われる。午後2時45分から国道58号久茂地交差点で大綱挽式典、大綱挽の開始は午後4時10分ごろを予定している。