【中国時報】がんの無料検査 情報はアプリで 台北市実施


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 がんは42年連続で台北市民の死因のトップで、2015年にがんで死亡した人は5千人を超え、1年前より100人以上増えている。台北市衛生局は、今年9月まで45万人に無料で大腸がん、口腔がん、乳がん、子宮がんなどのスクリーニング検査のサービスを行っているが、現在カバー率は対象者の4割にしか達していない。そこで衛生局は「台北のがん予防は、アプリで」という掛け声の下、検査を促している。

 これまで検査の呼び掛けははがきや口コミであったが、現代人はスマートフォンをよく使うため、スマホのアプリで検査を促す目的。アプリでは、無料検査や、診察場所や衛生局の電話番号などが掲載されており、女性医師による検査や受付時間などの情報も得られる。