【石垣】9日の成人の日を前に、一足早く石垣市などの離島や本島北部地域で成人式が4日、開かれた。石垣市では市民会館で式典があり、島内外から新成人約480人が出席した。社会人としての責任の重さを感じつつ、将来への希望を胸に門出を祝った。
式典では市内3高校郷土芸能部出身の新成人25人が振り袖姿で舞踊「鷲ぬ鳥節」を披露。祝典に花を添えた。県外で働く島尻純平さんは新成人の代表あいさつで「社会の厳しさを知り、親への感謝や古里の支えを実感した」と経験を振り返り「故郷の誇りを胸に刻み、目標に向かって進むことを誓いたい」と力強く語った。