スイセン香り風に揺れ舞う 伊江島で開花、見頃


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スイセンが咲き始め、辺りに甘い香りが漂う「すいせんの里」=1日、伊江村西江上

 【伊江】伊江村内で薬局を営む内間俊和さん(69)所有の「すいせんの里」で、かれんなスイセンの花が咲き始め、村民や観光客の目を楽しませている。

 畑は島の北海岸にある水源地「湧出(ワジー)」入り口近くと伊江島空港東側の2カ所。昨年末は寒い日が続かず、例年より1カ月ほど開花が遅れた。

 晴れた日には黄色と白の花びらが映え、太陽の光を浴びながら、風に揺られ踊っているように見える。辺りには甘い香りが漂い、ミツバチも活発に蜜を吸っている。

 内間さんは薬局を経営する傍ら、花であふれる島にしようと40年ほど前からスイセンを植え始めた。内間さんは「これからが見頃を迎える。花を楽しみながら甘い香りで心を癒やしてほしい」と話した。

 1月いっぱいが見頃で花摘み(有料)もできる。問い合わせは内間薬局(電話)0980(49)2123。
(金城幸人通信員)