渡嘉敷、花々鮮やか エゴノキやツツジ開花


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ケラマツツジの花=15日、白玉之塔園地

 【渡嘉敷】渡嘉敷島で冬から春にかけて野山や沿道などを彩る花々が開花し、住民や観光客らの目を楽しませている。

 渡嘉敷村の村花に指定されている「ケラマツツジ」は1月初旬から開花、4月ごろまで満開で見頃。

 林道沿いや野山に自生する「エゴノキ」(エゴノキ科)の花は樹木の緑葉一面に純白のかれんな花を下向きに咲かせ、大谷林道沿いではじかに花を見ることができ、香ばしい匂いがする。

 ニガナ(ホソバワダン)も黄色の花々が満開となり、特に青少年交流の家の野芝地帯ではじゅうたんを敷き詰めたように辺り一面に咲き乱れている。

 島を訪れた大学生の安藤真子さん(22)=広島県=は「渡嘉敷はもう春ですね。温暖な気候で空気もおいしく、きれいな海や花を見られて感激している」と笑顔を見せた。(米田英明通信員)

エゴノキの花=17日、大谷林道沿い
ニガナの花=17日、国立沖縄青少年交流の家野芝地帯