広島、沖縄市で優勝パレード 1万5千人祝福「今年は日本一に」


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主催者発表で1万5千人が訪れた広島東洋カープの優勝パレード=25日午後4時半すぎ、沖縄市のゲート通り

 昨シーズン25年ぶりにプロ野球セ・リーグを制覇した広島東洋カープの優勝パレード(同実行委員会主催)が25日、春季キャンプ地の沖縄市で開かれた。選手や球団関係者らが同市のコザゲート通り中央付近から胡屋十字路までの約300メートルの道のりを練り歩き、駆け付けた1万5千人(主催者発表)のファンと優勝の喜びを分かち合った。

 パレードが始まる前のトークショーでは、沖縄出身で球団OB会長の安仁屋宗八臨時コーチと石原慶幸捕手、一岡竜司投手、今村猛投手が登壇し、少年の質問などに答えた。

 パレードに続く優勝報告会で桑江朝千夫沖縄市長は「一緒にパレードができ、とても興奮している。今度は悲願である日本一を目指し、頑張ってほしい。たくさんの感動をありがとう」と祝福した。

 カープの緒方孝市監督は「沖縄市の皆さんのおかげで優勝した。皆さんの前で優勝が報告できることを誇りに思っている」と支援に感謝した。【琉球新報電子版】