ひな祭りを紅型タペストリーで 城紅型染工房が制作


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 3月3日は桃の節句。最近は、ひな人形を飾りたいが場所がないという家庭も多い。その中で、創業45年の「城紅型染工房」(浦添市)が制作した、ひな人形を描いた紅型タペストリーが注目されている。

 発案したのは、デザイナーの山城祥子さん(39)と吉濱愛さん(36)姉妹。共に幼い子を持ち、日々の子育てからアイデアを出し合うという。

 初節句を迎える、山城さんの長女・彩羽ちゃん(4カ月)もお気に入りの様子。吉濱さんは「沖縄らしさを出すため琉装にした。紅型に触れるきっかけになれば」と話した。