【中城】中城村当間の幸喜良男さん(66)が育てているヤギが元気な三つ子(雌2頭、雄1頭)を産んだ。3月29日に生まれた。「手放す時につらくなるから」(幸喜さん)と、名前は付けていない。
琉球大学の伊村嘉美准教授(畜産学)によると、ヤギが三つ子を産むのは珍しくはないという。お母さんヤギが三つ子を産むのは昨年に続いて2回目。
幸喜さんは趣味で園芸をしており、無農薬の有機栽培を始めるためにヤギを育てている。幸喜さんは「ヤギのふんはいい肥料になる」と語る。
三つ子も3カ月程度で乳離れをする。幸喜さんは「いい人に飼われてほしい」と子ヤギたちの幸せを願った。