続く命の営み 名護大浦湾サンゴ産卵


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
サンゴから放出された卵はふわりと海中に漂う

【名護】米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設が進められる名護市辺野古沖の大浦湾で5月30日、サンゴの産卵が確認された。辺り一面にピンク色の卵が漂い、幻想的な雰囲気に包まれた。産卵時の海の様子を写真で紹介する。
(金良孝矢)

無数の卵を辺り一面に放出するミドリイシの仲間=5月30日午後10時30分ごろ、名護市の大浦湾
5~6月の大潮にミドリイシサンゴは産卵する。海面が月明かりで輝いていた
産卵後、海面にはピンク色の卵のじゅうたんが現れた
夜にはサンゴ礁をすみかとする伊勢エビなども出てくる