光あふれる新時代へ 平成最後の大みそか


社会
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暮れも押し詰まり、車や人の往来でにぎわう国際通り=30日午後8時すぎ、那覇市(10秒間露光)

 2018年の暮れも押し詰まり、来年は天皇代替わりで元号が変わることから31日は「平成」最後の大みそかとなった。

 戦後73年たった今年も米軍基地が集中する沖縄では、米軍に絡む事件事故が多発した。9月の県知事選挙では辺野古新基地建設阻止を掲げた玉城デニー知事が誕生したが、政府は埋め立て工事を強行するなど県民にとって先行き不安な年の瀬となった。

 また、プロ、アマチュアスポーツ選手の活躍や歌手の安室奈美恵さんの引退など県出身のアスリートや芸能人の話題も豊富な1年だった。

 30日夜、那覇市の国際通りは観光客らの笑顔で活気にあふれていた。レンタカーなど車の往来も盛んで、観光など明るい展望が見える年末の光景が広がった。
 (写真・文 ジャン松元)