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10周年の成長と自信 鈴木亜美 「ONE」

鈴木亜美の「ONE」

ONE

 今年7月に、デビュー10周年を迎えた、鈴木亜美。16歳で鮮烈なデビューを飾った彼女も、26歳の大人のシンガーへと成長しました。
 ここ数年は、新たな鈴木亜美像を確立すべく、多くのアーティストとコラボレーションをする、“join”シリーズにチャレンジし、新機軸を打ち出しています。

 デビュー10周年第1弾となる本作は、Perfumeをブレークさせた仕掛け人、中田ヤスタカ(capsule)をサウンドプロデューサーに迎えた、斬新なエレクトロ・ポップ。淡々と流れていくダンスサウンドと、エフェクトがかけられた無機質なボーカルが見事にマッチし、クールな中にも、静かに燃えたぎる情熱が感じられます。
 これまで、どうしても「アイドル」というイメージをぬぐい去れなかった彼女。しかし、運命的ともいえる、中田ヤスタカとのベストな“join”によって、未知なる可能性がどんどん引き出され、アーティストとしての成長と自信がうかがえる作品となっています。
 (エイベックス・1050円)=菊地利彦・筆
(共同通信)



琉球新報