政治

普天間県内は「不可能」 仲井真氏インタビュー

普天間飛行場の県内移設について、「政府同士で合意しても実行不可能」と語る仲井真弘多氏=29日午前、琉球新報社

 28日投開票の県知事選で再選を果たした仲井真弘多氏が29日、琉球新報社のインタビューに応じ、2期目の県政運営への意欲を語った。普天間飛行場返還・移設問題で、菅直人首相が県内移設を要請した場合でも「無理だ。納得のいく説明がなければ政府同士で合意したって実行不可能」と述べ、今後、県内移設を容認する可能性を強く否定した。

県が導入を研究してきたカジノについて「いずれある時期に断念した方がいいかもしれない」とし、導入断念もあり得ることを示唆した。
 県庁内の組織改革で、大規模災害や疫病対策など、幅広い安心安全の課題に対応する総合安全保障研究機関の創設を目指す構想を明らかにした。文化や芸能、空手と観光を結び付ける部を新設し、部長の民間登用も検討する意向を示した。
 副知事人事については「今はまだない。2月議会になる」と述べ、2011年の2月議会に提案する方針を示した。
 普天間問題については「県外(移設)を政府と話をしていく」と述べ、選挙公約に示した通り、県外移設を求めていく姿勢を示した。一方で「政府とは考えが違っても互いに意見を交換して擦り合わせていく。基地負担の軽減やグアム協定の部分は進めてもらいたいと言っている」と対話の受け入れと具体的な負担軽減を求めると述べた。