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車いすの挙式支援 軽くて上下別、着やすく

模擬挙式を終え、花道を歩む高良美佐代さんと裕行さん=2日、名護市のホテルゆがふいんおきなわ

 【名護】車いす利用者用にデザインされたウエディングドレスの紹介や、結婚式の在り方を提案するイベント「車いすの花よめ」(合同会社車いすの花よめ主催)が2日、名護市のホテルゆがふいんおきなわで開かれた。約150人が訪れ、音楽やダンスなどのショーとともに車いすの個性を生かしたドレスなどを楽しんだ。

 ショーには車いすの男女4人と健常者3人がモデルとして登場した。車いす用のドレスは上下が分かれるなど脱ぎ着しやすく、健常者のドレスも通常より軽くなっている。主催した「車いす―」の高良美佐代代表と夫裕行さんの模擬挙式もあった。
 高良代表によると、性別や個性などに関係なく誰もが使える「ユニバーサルデザイン」の考え方で作られている。特にウエディングドレスは針金を使うなど重くなりがちだが、デザインの工夫で愛らしさを残しながら軽量化できたという。
 ショーは3回目で、昨年まで県の助成を得て開催されたが、今回は単独で実施した。高良代表は「障がいのある人もない人も一緒に見られるショーを模索しながら、多くの協力で開催できた。衣装の問題を含め、車いす利用者が冠婚葬祭に出ることをためらわず、出られるようサポートしたい」と話した。



琉球新報