与那国の夜空輝く天の川 きょう「七夕」


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与那国町久部良から見た南島の星空。画面下から左上に伸びている帯状のものが天の川=6日午後9時半ごろ(稲福政俊撮影)

 【与那国】7日は七夕。前日の6日夜、与那国町久部良から見た南東の空に天の川が見えた。肉眼では白くぼやけた雲のように南東から東の空へと伸びていたが、カメラで星の光を長い時間撮影すると、くっきりと姿を現した。

 天の川は太陽系がある天の川銀河の渦を横から見た星の集団。こと座のベガ(織り姫星)とわし座のアルタイル(ひこ星)の間を流れている。七夕は織り姫とひこ星が年に一度、天の川を渡って会える日として伝説が語り継がれている。
 この日、与那国町では日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会が開催されており、夜は海上の久部良漁港特設会場でアトラクションが催された。
英文へ→Milky Way shines in Star Festival on Yonaguni