沖縄の魅力、映画で発信 座間味、南城で短編2作


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<映画製作記者会見>地域発信型映画をPRする岸本司監督(左から2人目)、ヨセプ・アンギ・ノエン監督(同3人目)=27日、県庁

 映像を通して沖縄の魅力を国内外に発信するフィルムツーリズム推進事業の一環として、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、上原良幸会長)は27日、地域発信型映画「こころ、おどる」(岸本司監督)と「里帰り(仮)」(ヨセプ・アンギ・ノエン監督)の製作記者会見を県庁で開いた。

 「国境を越えた絆」をテーマに座間味村と南城市で撮影が行われ、来年3月の第7回沖縄国際映画祭で上映される。
 「こころ、おどる」は座間味村を訪れたスイス人と日系アメリカ人夫婦の心の変化を描く。岸本監督は「座間味村は自然が美しく、世界に誇れる場所だ。自然から発する力を映画に込めることができた」と語った。
 「里帰り(仮)」は実家のある南城市に里帰りした女性と、そこで繰り広げられる物語。インドネシア在住のヨセプ監督は「南城市はとても魅力的で、どこを撮影しても絵になる場所だ」と話した。