音楽で結ぶ寄付の輪 小児がん支援コンサート


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<チャリティーコンサート>フィナーレで「小さな世界」を合唱する出演者ら=11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場

 【宜野湾】小児がん支援とがん検診受診率向上を目的に、県とアフラックは11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場で「チャリティーコンサート2014」(琉球新報社共催)を開いた。

訪れた1120人が軽快なジャズやポップス、吹奏楽の音色に酔いしれた。
 がん検診受診率向上などのため2010年にアフラックと県が締結した協定に基づく啓発活動の一環。観客から寄せられた約58万円は、小児がん患者の家族へ宿泊施設を提供する「アフラックペアレンツハウス」に全額寄付する予定だ。
 宜野湾高校吹奏楽部の軽快な演奏で幕開け、より子さんは声量ある歌声で「Let it go」など3曲を熱唱。早見優&タイムファイブは「夢で逢えたら」など見事なハーモニーを披露した。
 宜野湾高校の宮城香さん(18)は演奏後、舞台上で「部員一同良い経験ができた」と感想を話した。