名所コース「貴重な体験」 おきなわマラソンV・大西選手ら


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桑江朝千夫市長に優勝報告をした大西毅彦選手(写真左から2人目)と大西洋彰選手(同3人目)、河瀬鮎美さん=16日、沖縄市役所

 【沖縄】15日に行われた第23回おきなわマラソンで、競技マラソン男子優勝者の大西毅彦選手(30)=京都府=らが16日、沖縄市役所を訪れ、桑江朝千夫市長に優勝報告をした。

弟で4位に入賞した弟の洋彰選手や、大会のPRをした河瀬鮎美さんも来訪した。
 大西選手は「アラタプロジェクト」の一環で参加した。アラタプロジェクトは、無所属・無収入で、ロンドンオリンピックマラソン日本代表を勝ち取ったマラソンランナー藤原新選手の活動を応援するプロジェクト。ことしのおきなわマラソンにはアラタプロジェクトを通して51人が参加した。
 大西選手は「これまで中距離を走っていて、初マラソンだった。勝つことができ、いい機会になった」と話した。コースについて「厳しいコースと聞いていたが、想像以上だった」と語った。桑江市長が世界遺産の勝連城跡や米軍基地内を走るコースの感想を聞くと「貴重な体験をさせてもらった」と述べた。
 桑江市長は「県外からランナーが来て、走ってくれるのは観光立県沖縄として売りにして、もっとアピールしていきたい」と話した。