ろうそく光で「祈」 県内3カ所 東日本大震災4年


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ろうそく千本を使用し浮かび上がった「祈 3・11」の文字=11日午後7時ごろ、那覇市久茂地のパレットくもじ前イベント広場

 東日本大震災から4年を迎えた11日、那覇市久茂地のパレットくもじ前イベント広場で「3・11復興支援キャンドル事業」(主催・日本青年会議所沖縄地区協議会)が行われ、ろうそく千本で「祈」の文字をかたどった。

パレットくもじ前のほかに同日、南風原町、石垣市内でも行われた。パレットくもじ前での点灯は、特定非営利活動法人「万国津梁の会」が主催。会長の松川直樹さん(44)は「自分に何ができるか考える機会になってほしい」と語った。
 通り掛かった人たちは、写真を撮ったり、じっとろうそくを見詰めたりし被災地への思いを新たにしていた。キャンドル灯火事業は14日午後5時から沖縄市の沖縄こどもの国と、名護市の名護児童センター、宮古島市のカママ嶺公園でも行われる。