北陸新幹線開業、長野―金沢延伸  東京から最短2時間28分


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 首都圏と北陸を直結する北陸新幹線が14日、開業した。1997年10月に長野まで先行開業したが、新たに金沢まで延伸。最速タイプの「かがやき」が東京―金沢を最短2時間28分で結び、これまでの上越新幹線と在来線の乗り継ぎより最大1時間23分の短縮となる。
 首都圏との利便性の向上で、北陸では観光客やビジネス客の増加とともに、企業進出などの経済効果が期待されている。
 延伸した長野―金沢は228キロで、新幹線の北陸到達は、73年の整備計画決定から42年を経て実現した。新幹線網の拡大は、九州新幹線の鹿児島ルート(博多―鹿児島中央)が全線開通した2011年3月以来。
(共同通信)

JR金沢駅を出発する一番列車「かがやき」=14日午前6時1分
北陸新幹線が延伸開業し、金沢発の一番列車「かがやき」の出発式でテープカットする関係者=14日午前5時56分