【ボリビア】ユニークな踊り披露 旅芸人の老門さん、オキナワ移住地訪問


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旅回り芸人の老門一郎さんから、かっぱに化ける方法を教えてもらう子どもたち

 旅回り芸人の老門(おいかど)一郎さんがこのほど、オキナワ移住地を訪れ、移住地内の小学校や幼稚園、デイサービスなどで芸を披露した。
 老門さんは川崎市出身。10歳から踊りの修業を始め、20歳からは旅回り芸人となり、日本各地の祭りや世界を旅してその踊りを披露している。日本に帰国した移住者から、「一世の残っているうちにぜひ行ってあげてほしい」と頼まれたことから南米行きを決めたという。
 今回は、ロサンゼルスからメキシコ、ペルーなどを経由して、オキナワ移住地へ到着した。
 移住地では第2地域にあるヌエバ・エスペランサ校で踊りを披露。児童の中には最初は怖がっている子どももいたが、ひょっとこやお多福、こいのぼりなど、姿を変えながらのユーモラスな踊りに興味深く見入っていた。そのほか、オキナワ第1日ボ学校、ラ・グロリア幼稚園、ふれあいデイサービス、結婚式の余興でも芸を披露した。
 子供だけでなく、大人も面白かったと感想を述べていた。
 (木内一夫通信員)