米下院委が通商法案可決 成立へ前進、TPP加速も


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 【ワシントン共同】米下院で通商政策を担当する歳入委員会は23日、環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結に不可欠とされる「貿易促進権限(TPA)法案」を賛成多数で可決した。22日には上院財政委員会が可決しており、法案は成立へ前進した。焦点は上下院の本会議での審議に移る。

 法案が成立し、議会が持つ通商交渉の権限が大統領に一任されれば、日米が主導するTPP交渉は妥結に向けて大きく動きだす可能性が高い。
 下院歳入委は23日、法案の修正協議後に採決した。
(共同通信)