政治

琉中の関係構築を支持 王人民日報社長が知事と面談

稲嶺知事と面談する中国・人民日報の王晨社長(左)=1日、県庁

 中国共産党機関紙、人民日報の王晨(ワン・チェン)社長が1日来沖し、県庁で稲嶺恵一知事と面談した。王社長は「人民日報としても、沖縄と中国が密接な関係を構築することを支持しており、報道でもできるだけの努力をしたい」と、中国を代表するメディアとして双方の交流促進を積極的に支援する考えを強調した。
 王社長は、3日に開かれる「琉球フォーラム」(主宰・比嘉辰博琉球新報社長)で講演するため、人民日報社長として初めて来沖した。

 稲嶺知事は、県上海事務所の開設記念事業で6月に上海と北京を訪問した際、李肇星外相らと会い、沖縄―北京直行便の開設などを要望したことを報告した。「上海の経済力はものすごい勢いで伸びており、観光振興その他で上海と結び付くよう努力したい」と述べた。
 王社長は、日本政府が観光査証(ビザ)発給を中国全土に拡大したことを挙げ「美しい沖縄にたくさんの中国人が訪れると思っている」と、観光リゾート地としての沖縄の可能性を指摘した。
 稲嶺知事は「中国と歴史的な関係が深い沖縄は日本の中で飛び抜けて対中感情がいい。中国に似た風俗や習慣をご覧になる機会が多いことでしょう」と来沖を歓迎した。