経済

「失敗恐れず挑戦を」 米アップル社・比嘉ジェームス氏

起業家や学生などが集まり、比嘉ジェームス米アップル社シニアディレクター(右端)の話に聞き入ったNVO第2回サロン=26日、北谷町のカラハーイ

 ビジネス交流の場、ノースバレー沖縄(NVO、照屋林賢代表)の第2回サロンが26日、北谷町のカラハーイで開かれ、県出身で米アップル社最高経営責任者(CEO)オフィス・シニアディレクターの比嘉ジェームス氏が講演した。
 比嘉氏は、比嘉良充琉大名誉教授の長男で米国生まれ。クバサキ・ハイスクールを卒業後、米スタンフォード大に進学、アップル社で同社のマックの日本語システムを開発。最近では携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の企画や、インターネットによる音楽配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」の開発者として活躍している。

 講演で比嘉氏は立案から半年、約20人のスタッフで商品化したというアイポッドやアイチューンズ開発の経過などを紹介。「アップルは常に新しいものを開発しないと死ぬ会社。日本社会は失敗を許さないが、失敗を恐れず挑戦するべきだ」と語った。沖縄については「音楽や文化に独特の個性がありながら、いつのまにか人が内向きになっている。琉球王国の昔に戻り、どんどん外へ出て冒険してほしい」とエールを送った。



琉球新報