我が家にテレビがない3つの理由  ☆えくぼママ沖縄子育て☆


我が家にテレビがない3つの理由  ☆えくぼママ沖縄子育て☆
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

こんにちは。みはるです。
突然ですが、我が家にはテレビがありません。
ちょうど息子くん妊娠中にテレビが壊れたのをキッカケに買い換えずに処分してしまいました。
(悪阻で一日中動けなかった時期は、かなりテレビさんにお世話になっていましたが笑)

今や日本のどの家庭にも1台以上はあるのが当たり前のテレビ。
でも、「幼い子どもにはテレビは良くない」というのは良く聞く話ですよね。
シュタイナー教育の観点でもテレビ・メディアからは遠ざけるよう言われています。
なぜ、テレビを遠ざけたほうがいいのでしょうか??
元幼稚園教諭・元保育士として、私がこれまで学んできたことをご紹介します。

その1 〝体験〟と勘違いしてしまう

テレビが良くないと言われる要因の1つ目は「テレビは見る・聞くしか体験できないから」です。
子どもは見て触れて聞いて嗅いで・時には舐めて、まさに五感で体験したことをよりよく吸収します。
手足と結びつくことが大切なんだそうです。

例えば、動物の映像だけを見ても、実際は冷たいのか暖かいのか、柔らかいのか硬いのか、どんな匂いなのか、どれくらいの強さで触ったらいいのか、自分の働きかけにどう反応するのか、それはテレビでは体験できませんよね。
本物の動物なら、見ると同時に体験することがきます。
それが「本当の知識として身につく」ということだそう。
テレビでは「見る・聞く」しかしていないのに、それを知識と思ってしまうんですって!

では、絵本は??
絵本だって、見る・聞くしかできないじゃないか!!と思いますよね。

その2 想像力を育めない

小さな子にテレビが良くないと言われる2つ目の要因は「想像力を育むことができないから」だそうです。
絵本を読んでもらいながら、子どもたちは物語の先を想像します。
物語の世界に入り込み登場人物になりきったり、共感したりします。
テレビでは、勝手にどんどんどんどんお話が進んでいってしまうんです。子どもたちが想像する前に。
そうすると、考えなくても良くなってしまいます。

その3 刺激が強すぎる

そして最後の要因は「刺激が強すぎるから」なのだそう。
自分の意思とは関係なくどんどん進んで行くお話、数え切れない情報量が一気に流れてくることは子どもたちには刺激が強すぎて、まだ未成熟な脳では処理しきれないんだそうです。

なぁーんて、そんな知識を持っていても、我が子が生まれるまでは思い切れなかった私。
3歳を過ぎた頃からは車内のDVDは観るようになってきて、カーナビテレビは小さいので「それもまたどうなの?」とか思いつつも、一人鑑賞にはならないよう、会話を楽しみながら〜を心がけています。

完全にやることは難しくても、できることから。ですね。
すこ〜しだけでも、テレビとのお付き合いの仕方を見直してみてはいかがでしょうか??
 

(えくぼママライター みはる)

 

 

☆ プロフィル ☆

みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

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