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カジマヤー(風車)を祝う2009年2月9日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 先月、カジマヤーを迎えた彫刻家の仲本潤英先生の誕生会に招かれた。
 先生を囲む「刻石会」のメンバーを中心に「カジマヤー誕生会」が開催され安里副知事、翁長那覇市長も出席された。ごく親しい身内の会だとお聞きしていたが、約50名が出席した。先生との出会いは3年前にさかのぼる。
 関東沖縄経営者協会創設者でもある先生の講演をお聴きしたのがご縁で、那覇市にある先生宅(アートギャラリー)を訪問した。“人が大好き”で突然の来訪者を快く歓迎して下さった。
 かつて、関東で60名の従業員を率いた創業社長としての経験や人生観を惜しみもなく語り、「逆境が人を成長させる」と含蓄のある言葉も頂戴(ちょうだい)した。現在、ラジオ番組にも出演するスーパー翁(おう)である。
 また、ウイットに富んだユーモアの持ち主で、誕生会出席者へのお礼挨拶(あいさつ)では、「長生きはするものではありませんよ。歳をとると耳は補聴器、目はメガネ、歯は借りもの、頭も記憶力が衰える。良いことはありませんよ」「だが、せっかくカジマヤーまで生きたので、100歳までがんばります」と仰(おっ)しゃった。
 会場が笑いの渦になると、真剣なまなざしでノーベル賞受賞者の江崎玲於奈博士との出会いのエピソードを披露し「皆さん、どうか人との出会いを大切にしてください」と締めくくった。
 約一世紀を生きた人の言葉には深い味わい、重みがある。埼玉にある私の会社には、先生から寄贈された篆刻(てんこく)が飾ってある。「大きな会社よりも良い会社に、良いくらしよりも楽しい暮らしを」
 この短い言葉は経営者として、人として目指すものを示唆してくれた。そんな先生との出会いに感謝しつつ、「カジマヤー」を心よりお祝い申し上げたい。
(今井恒子、(株)フロッサ代表取締役)


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