中学生による劇「さとうきびの花ゆれて」の公演=オキナワ第1日ボ学校
オキナワ移住地第1地域のオキナワ第1日ボ学校(安里幸子校長)の創立20周年記念式典が10月20日、同校で開催された。記念植樹やタイムカプセルの埋設のほか、20周年の最大事業となる多目的教室落成式も行われた。同教室には図書室と視聴覚室が含まれ、総建設費2万5千米ドル。
式典で日本語部の安里校長は「日系ボリビア人としての誇りと教養を持ち、人間性豊かな人材を育成することを目的とする教育で育てられた125人の卒業生が各分野で活躍している」と述べた。
生徒代表であいさつした熱田菜美生徒会長は「20年前にこの学校を造っていただいたおかげで、わたしたちは今、スペイン語だけでなく日本語も学習することができる」と感謝した。
祝賀会は、中学生と第1地域三線愛好会合同のかぎやで風節の演奏で幕開け。児童生徒らによるダンスやバンダ(鼓笛隊)の演奏が披露された。また、沖縄戦を題材にした40分の中学生による劇「さとうきびの花ゆれて」が上演され、戦争を知らない子どもたちが戦争の悲惨さを演じ、涙を誘い感動を与えていた。
同校は2007年3月9日に創立20年を迎え、創立記念式典を10月20日に行った。創立当時は超インフレの影響で公立学校教師のストライキが頻発。危機感を持った日系人らが日系子弟の教育環境の改善のため、私立の同校を設立。現在は、午前はスペイン語、午後は日本語のバイリンガル校として教育が行われている。在籍児童生徒は81人、教師24人。卒業生は125人。
(木内一夫通信員)
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