嘉数 陽
東京報道グループ執筆した記事
沖縄県教委が控訴せず 一部開示の判決確定へ 採取地などを開示 琉球遺骨情報開示訴訟
2023/10/12
#琉球遺骨
今帰仁村の風葬墓「百按司(むむじゃな)墓」などから持ち出された琉球遺骨の返還を求める団体「ニライ・カナイぬ会」が、県教育委員会による関連文書の一部黒塗り開示を ...
大学生の講師任用 教員不足の現場「助かる」 保護者は戸惑い、懸念の声も 沖縄・小中校で
教員不足、なり手不足が深刻な教育現場で、県教育委員会は本年度中に免許取得予定の大学生らも非常勤講師として任用することを決めた。教員不足がある学校の教員からは「 ...
大学生を学校の非常勤講師に 沖縄県教育委員会が募集
2023/10/12
#先生が足りない
沖縄県教育委員会は教員不足となり手不足解消のため、2023年度中に教員免許取得予定の大学生らに臨時免許を与え、公立小中学校で非常勤講師として任用することを11 ...
頑張った1学期 きょうから秋休み 沖縄
2学期制を導入している公立学校の多くが6日、1学期の終業式を開いた。4~10日間の短い秋休みに入る。那覇市の開南小学校でも同日、終業式があった。3年2組の教室 ...
沖縄の不登校、全国ワースト いじめや暴力行為の件数も増 小学生千人当たり
2023/10/05
#いじめ
全国国公私立学校のいじめ認知件数や不登校者数を調べる、2022年度の文部科学省の問題行動・不登校調査の結果が4日に発表された。不登校者の千人当たりの人数が、沖 ...
若年の妊娠出産支えるシェルター「おにわ」 県の事業として再スタート 安定的な活動が可能に 沖縄
2023/09/28
#おにわ
若年妊産婦を保護するシェルター「おにわ」の運営が10月から県の事業として再スタートする。琉球大学での記者懇談会で27日、発表された。 これまでは運営資金の3 ...
「学校行かなくても生きていける」「世界は広い。居場所必ず見つかる」 かつて命を絶とうとした女性が伝えたいこと
子どもの自死が増える時期として警鐘が鳴らされてきた、夏休み明け。県内では1日までに全ての公立学校で2学期、または1学期後半がスタートした。私たちにできることは ...
琉大ソフト部、廃部越え再建し全国4位に 練習環境や道具劣化で支援呼び掛ける
復活した琉球大学ソフトボール部が、活動を活発化させている。一時は新型コロナ感染拡大により活動を制限され、その間に部員が減り廃部となった。しかし、学生の呼び掛け ...
駐車場がいっぱいで講義に間に合わない…大学が抱える長年の課題、学生がアプリ開発で解決目指す
学生の7割近くが私用車通学をしているとみられる沖縄国際大学。大学駐車場の空き状況を事前に把握できず、駐車するまでに時間を費やして講義に遅刻する学生がいたり、大 ...
公的教育費、沖縄は全国下位 一人当たりで小学生70万円、中学生87万円 財政力類似の高知・島根と大差
全国各地で深刻化している教員不足問題。原因を解きほぐすと、国の行財政改革による非正規依存の高まりや、教育改革による教員の多忙化など、政策的要因が複合的に絡み合 ...
「大変さばかり報道。希望者が減る」との声も 教員の働き方、変えるのは誰か <先生の心が折れたとき>第3部(8)連載の反響
2023/04/12
#学びの現場から
4月、新年度がスタートした。進級し、希望に満ちた表情で学校に通う子どもたちがいる一方で、必要な教員を確保できず、沖縄県の基準をオーバーする数の子どもを担任する ...
「校長、通知表なくすのありですか?」 学校は変えられる、教職員が本音で議論 理想実現へ「チーム力」に <先生の心が折れたとき>第3部(6)神奈川の香川小(上)
「時には職員室を出て、みんなで車座になって話し合うこともあった。教育論議にはまったんじゃないかな」。2020年度から通知表を廃止した神奈川県茅ヶ崎市の香川小学 ...
教員未配置ゼロへ、「学校カフェ」で連携探る 共に考え環境改善の声、大きな波に <先生の心が折れたとき>第3部(5)千葉の「県民の会」(下)
2022年7月に「教員未配置を考える県民の会」を発足し、教職員、保護者、地域住民の立場を超え、同じ県民として一緒に考える環境づくりに成功した千葉県。教員未配置 ...
「子ども一人に充てられる時間は他の2倍。発表のチャンスも2倍」少人数学級で児童の意欲向上<先生の心が折れたとき>第3部(2)中城村の挑戦(中)
「今度はちょっと難しいよ。119より一つ小さい数はなーんだ」。2月20日、中城小学校1年生の算数の授業で、教師の問い掛けに子どもたちが一斉に手を挙げる。「11 ...
児童との会話が増え、業務負担も減…少人数学級、子どもにも教員にも「ゆとり」<先生の心が折れたとき>第3部(2)中城村の挑戦(中)の続き
中城小学校で1学級16人程度を基準とする村独自の少人数学級を担任する教員らに校内の一室に集まってもらった。現況を聞くと「子どもへの教育効果」と「教員の働き方」 ...
不登校減、学習理解度アップ…導入から5年 数値に表れた少人数学級の効果<先生の心が折れたとき>第3部(1)中城村の挑戦(上)の続き
1学級を16人程度とする、中城村独自の少人数編成。教室確保や財源の関係で実施は村内3小学校のうち2校の小1~小3と限定的だが、不登校の減少など効果は数値に表れ ...
人事評価が給与に反映 声上げづらく 平等性、一貫性に疑問<先生の心が折れたとき>第2部④人事評価システム
教職員の給与には管理職による評価が色濃く反映される。地方公務員法の改正などにより、沖縄では2017年4月から給与への反映が始まった。教える仕事は評価することが ...
国の基準、実態と大きな差 沖縄独自の少数人数制は考慮されず<先生の心が折れたとき>第2部(3)教員定数
就業時間内に終えることができないほどの業務量、改善が進まない働き方改革の中で増え続ける精神疾患の病休者、それらを背景にした教職志願者の減少、人手不足で業務を代 ...
教員の負担減へ外部人材を 保護者ら早期改善を訴え<先生の心が折れたとき>第2部(2)教員アンケート(下)
「先生以外でできる仕事は早く切り離して」「先生は授業や生徒との関わりに専念して」―。琉球新報が連載「先生の心が折れたとき」に合わせて実施したウェブアンケートは ...
「聖職者」イメージ根強く…「子どもに尽くすもの」の呪縛<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部番外 読者や教員からの声
懸命に業務をこなそうとするほど、心身を疲弊させていく教員たち。本連載で取り上げた現場のケースはいずれもこなしきれない仕事量が病んでしまう背景にあった。読者から ...
休息の場なく「自分が悪い」…仕事、介護に追われうつに<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(5)元特別支援学校女性教員
学校から帰宅直後、階下の義母から電話が入った。「お父さんの調子が悪い」。同居の義父はがんと認知症を患っていて、家族で介護していた。公務員の夫は仕事の重圧で心療 ...
「我が子か生徒か」強いられ…時短や部分休業は「努力不足」<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(4)中学校教員
「仕事を続けたい。でももう限界です」。中学校教員の女性=30代=は数年前、涙をこらえながら管理職に適応障害の診断書を手渡した。育児短時間勤務も部分休業も「他の ...
突然の学級担任、免許を持ってない教科の指導…「公教育は崩壊しているのか」<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(3)小学校教員
「学級担任になってくれないか」。おととしの4月、中学校の支援員として着任した男性=30代=は校長から急な依頼を受けた。入学式まであと2日。知り合いを通じ、男性 ...
「学校が変わった」…人事評価導入で声上げづらく<先生の心が折れたとき 教員不足問題>第1部(2)小学校教員
「やばい、もう5時過ぎている」。小学校教員の女性は、慌ててタイムカードを押した。残った仕事はその後も続けるが、退勤したことにしておく。他にも数人が打刻して机に ...
いま注目のニュース
一覧へ