重い心筋炎後心筋症を治療するため渡米して移植手術を受けた松島良生(らい)君(13)=北谷町=が、29日までに米ニューヨークのコロンビア大学病院を退院した。手術費用を集めた「らい君を救う会」のウェブサイトで27日、両親が報告した。
両親によると、良生君は「一日も早く元気な姿で沖縄に帰ることができるよう、毎日のお薬と体力づくりを頑張る」と意気込んでいるという。
両親は「ここまでたどり着けたのは、これまで支えてくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございます」と述べた。
両親によると、今後は現地のアパートに滞在し、週2回の通院と週2回のリハビリに努める。
沖縄に帰る日程は未定。救う会は今後もウェブサイトを通じて経過を報告する予定だ。