コラム「南風」 自分変換キーは常に押し続けて

 「いいねー、でもカチャ」
 私はいいものはすぐに取り込むタイプですが「自分変換キー」で少し変えます。以前、先輩に朝礼の大事さを伝授され、私自身も「いいね~やるべきだ」と思い、朝礼をスタートしました。
 ただ毎日同じ朝礼をしているうちにスタッフたちの目の輝きが薄れ、聞くだけ人間になってきているのが私には感じ取れました。

 どうにかしないといけないと思い、考えたのがお笑い芸人のトレーニングと朝礼をコラボさせようということでした。お笑い芸人は常にお客さまを笑わすためにネタを仕込み芸を考える。
「僕らも商売人としてお客さまを喜ばせないといけないのだから、根っこの部分は同じではないか?」。そう思い、朝礼の形そのものを変えました。
 集まって連絡注意事項を話しながら、必ず「すべらない話」をさせるのです。その時のスタッフの目は何とか笑わせてやろうと、輝いています。まあプロではないので面白いわけではありませんが。私はその行為を大事にしているんです。
 毎日人を楽しませる習慣を身に付けることで営業先や店舗先でも彼らは喜ばせることを普通にするようになりました。
 それでお客さまに好印象を持ってもらえれば彼らの財産にもなるし、私にとっても良いことでしょう。
 その他に、ボクシングの減量と店舗接客のコラボで空腹接客も効果的です。満腹な状態で肉のおいしさを伝えるより、自分が空腹だと食べたいオーラも手伝い、さらにおいしく伝わります。
 いいものは取り入れ、少しでも自分色に変えることで、新しい何かが見えるかもしれませんよね?
 ですから私は自分変換キーを押し続けます。よし、妻へのお世辞会話に「盛る」を入れよう。お小遣い増えるかな~。(笑)
(美崎信二(みさきしんじ)、いしがきミートしん代表)