「来年も幸せの多い年に」 波上宮で御煤納


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一年のすすを払い落とす御煤納=25日午前、那覇市の波之上宮

 那覇市の波上宮(渡慶次馨宮司)は25日、1年間でたまったすすを払い、正月に備えようと年末恒例の御煤納(おすすおさめ)を催した。

 宮司や神職、巫女(みこ)らがササなどで隅々まで本殿などを清めた。さらに外から災いが入らないようにと、高さ約8メートルの鳥居に長さ約18メートル、太い所で直径約70センチの新しいしめ縄を飾り、新年の準備を整えた。
 神職の辻信彦さんは「新年を気持ちよく迎えるため御煤納を行う。来年も幸せの多い年になってほしい」と話した。大みそかの31日から正月三が日にかけて毎年、多くの人が参拝に訪れている。