経済

WTO紛争処理、暗礁に 「裁判官」1人、審議不能

 各国間の貿易紛争を解決するために設けられた世界貿易機関(WTO)の紛争処理手続きが、暗礁に乗り上げた。裁判の「最終審」に相当する上級委員会で裁判官役を務める委員の補充がなされず、11日以降は1人だけとなり審議不能に。1995年1月1日の発足から25年を目前にして、WTOは存在意義を問われる事態に陥った。

 トランプ米政権は上級委がWTO協定を解釈して新たなルールを策定するなど「越権行為」が許容できないとして、2017年8月から委員補充に反対し続けている。WTOは全会一致が原則のため、この間、定員7人の上級委メンバーは減り続けた。


(共同通信)









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