ヘリウム供給不足で再利用を訴え 日本物理学会などが共同声明

 記者会見する日本物理学会の永江知文学会長=20日午後、東京都千代田区

 日本物理学会や関連学会などは20日、工業製品の製造や研究開発に使うヘリウムの国内への供給量が減り、輸入に頼る日本では状況は危機的だとして、再利用の励行を研究機関や企業に訴える共同声明を発表した。政府に対しては回収リサイクル技術の開発などで援助を求めた。

 都内で会見した永江知文学会長は「入手できない大学では研究ができず、影響が出始めている。早急な対応が重要だ」と訴えた。

 ヘリウムは実験装置や試料の冷却、強い磁場の発生などに利用されており、半導体などの製造や、磁気共鳴画像装置(MRI)などの医療用機器でも使われる。


(共同通信)









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