くらし

北方領土問題、中継で遠隔授業 根室市、北海道内外の学校や塾へ

 モニターに向かって話す元島民の得能宏さん(右手前)と、遠隔で授業を受ける生徒=20日午後、北海道根室市

 北海道根室市は20日、北方領土問題への理解促進を目的に、元島民の講話などを中継システムを通じて北海道内外の学校や学習塾に届ける遠隔授業を実験的に始めた。

 「彼らは私たちの家を突然奪った。子どもだった私は、とても不安な気持ちでした」。20日、市内の会場で、色丹島出身の得能宏さん(85)=同市=が、旧ソ連軍が侵攻してきた当時の様子などを中継システムに向かって語りかけた。

 その様子が北海道や千葉県、広島県などの中学や高校、塾のモニターに映し出されると、出席した生徒らは真剣な表情で聞き入っていた。

 授業は根室市が米通信機器大手のシスコシステムズの協力で実施した。


(共同通信)









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