しらせ、南極の昭和基地目前に 無線で「ついに来た」

 昭和基地沖の定着氷海域に入る南極観測船「しらせ」=29日、南極海(南極観測隊同行記者撮影)

 【南大洋=南極観測隊同行記者】第61次南極観測隊を乗せた観測船「しらせ」が29日午前9時37分(日本時間同日午後3時37分)、昭和基地から約20キロ沖の定着氷海域に到達した。海岸につながった氷が一面に広がる周囲は晴れて視界も良く、望遠鏡を使えば昭和基地のアンテナなどを見ることができた。

 観測隊の通信担当の氏家宏之さん(58)が無線で基地に向かって「昭和通信、感度ありますか。ついに来ました」と呼び掛けると、明瞭な音声で「無事に着いて、何よりです」と応答があった。氷の上にはペンギンが何羽も姿を見せ、隊員たちの顔がほころんだ。


(共同通信)









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