深海の泥から古細菌、遠い祖先か 海洋研究開発機構が遺伝子解析

 人間を含む動植物のように、核を持つ細胞でできた「真核生物」全ての祖先に近い微生物を深海の泥から見つけたと、海洋研究開発機構の井町寛之主任研究員らのチームが16日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。核のない単純な「古細菌」の一種で、12年かけて培養し、全遺伝情報の解析に成功。真核生物の特徴とされる遺伝子を持つことが分かった。

 生物が複雑になっていく最初の一歩に迫る成果。生物は真核生物、古細菌と細菌に大別されるが、真核生物が古細菌から生まれたことが確実になれば、グループ分けが見直される可能性もある。


(共同通信)









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