南海トラフ地震4万年に200回 遠州灘調査、マグニチュード8級

 南海トラフ沿いの海底で採掘した地層。黒い部分が地震の発生を示す「タービダイト」(海洋研究開発機構提供)

 近い将来の発生が懸念されている南海トラフ巨大地震を巡り、海洋研究開発機構などのチームは29日、静岡県西部沖(遠州灘)の海底掘削調査で過去4万~5万年間に平均200年置きで巨大地震が起きた可能性を示す地層を採取したと発表した。マグニチュード(M)8級の巨大地震が繰り返したとみている。

 「タービダイト」という地層で、地震などによって海底の土砂が巻き上げられて再び積もってできた砂などの層。5万~4万年前以降で、地震200回分に当たる約200枚を確かめた。

 海洋機構の金松敏也上席技術研究員は「非常に貴重な記録だ。地震の規模、間隔を解明したい」としている。


(共同通信)









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