社会

被害者別人と判明、審理やり直し 東京高裁が無罪判決破棄

 起訴した事件の被害者が別人だと判明した場合、起訴内容の変更を認めるべきかどうかが争われた裁判の控訴審判決が5日、東京高裁であった。一審東京地裁は変更を認めず、被告による犯罪が成立していないとして無罪を言い渡したが、高裁は「認めるべきだ」として一審判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。

 高裁の若園敦雄裁判長は「被害者が持っていたのがベージュのかばんであることなど、基本的な事実関係は共通している」と述べ、変更した起訴内容で審理をやり直すのが相当だと判断した。「女性の供述調書と映像は食い違っており、検察官が十分な確認を怠っていたことは明確だ」とも指摘した。


(共同通信)









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