社会

法廷傍聴席施錠の公判、憲法違反 東京高裁、地裁に差し戻し

 法廷の傍聴席に出入りするドアを施錠したまま公判を開いたのは、裁判公開の原則を定めた憲法に違反するとして、東京高裁は6日、窃盗などの罪に問われた男を有罪とした一審前橋地裁太田支部判決を破棄し、審理を地裁に差し戻す判決を言い渡した。

 判決などによると、昨年10月に同支部であった第2回公判で、男の護送を担当した警察官が、誤って傍聴席側のドアを法廷内から施錠。その後、施錠されていることが分かったが、公判はやり直されず、同月に判決が言い渡された。

 高裁の後藤真理子裁判長は「閉廷まで施錠され、自由に審理を傍聴できなかった」と指摘し、憲法に反すると判断した。


(共同通信)









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