国際

フィリピン残留2世に戸籍許可 広島高裁、一審から一転

 2018年12月、弁護士らと話すフィリピン残留日系2世のメラニオ・タクミさん(右)=広島市(フィリピン日系人リーガルサポートセンター提供)

 【マニラ共同】日本人の父親を持ちながら、太平洋戦争に伴う混乱で無国籍になっていたフィリピン残留日系2世のメラニオ・タクミさん(78)に対し、広島高裁が3月25日付で、新たに戸籍を作る「就籍」を許可したことが4日、分かった。手続きを経て日本国籍を得られる。

 一審広島家裁は却下したが、高裁は、フィリピン政府が後から作成した両親の婚姻証明書で父の国籍が日本と記されていたことなどを考慮し、一転認めた。

 父親の身元は不明だが、高裁は婚姻証明書の国籍や父親が家庭で「トウサン」と呼ばれていたことなどから「日本人だったと認めるのが相当」と判断した。


(共同通信)









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