
羽田第2の国際線施設が閉鎖 3月末に開業したばかり

羽田空港第2ターミナルの国際線施設が、新型コロナウイルスの感染拡大による航空需要の激減を踏まえ、11日から当面の間は閉鎖されることになった。3月29日に開業したばかりだった。就航している全日空の国際線は、第3ターミナルで運用する。全日空やターミナルビルの運営会社が10日、明らかにした。
第2の国際線施設は、羽田の国際線増便に対応するため、総事業費620億円を投入し、ビルを増築してできた。感染拡大が直撃したスタートとなり、運用初日の3月29日に出発したのは8便、10日には3便にとどまっている。
閉鎖している間は、羽田の国際線は全て第3で発着する。
(共同通信)